♥水無瀬ゆき♥さん描きたいマン(修行中)

ド素人による、水無瀬ゆきさんファンアート修行の軌跡 

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(但し、水無瀬ゆきさんご本人及びユキトモさんは、その限りではありません!)

呪いと呪い。艷と艶。夢と現。マジないわ。

しばし時の止まっていた私は、ひとつ歯車を回す為にもこぼれた歯をかき集めなくてはならないのだけど、まだギアが噛み合ってない状態でもアクセル開けることもあるのです。

 

そもそも情報を得る順番もバラバラだから、後からびっくりすることもあったりするわけで、、

 

例えば私は、ゆざめ垢の存在を知りませんでした。

それ故に、背景Tシャツのキャンセル分の再販についてはファニコンの告知で初めて知ったわけでして、、たった一枚のみの販売とはつゆ知らず、全力で買いに走ってしまいました。

けして多くはないだろうと思っていたので、会員登録とカード認証を先に済ませて全力待機して、見事GETできたわけです。

 

が、、、

 

本当に良かったのか?と、後から思うことになった私です。コレ絶対オレが張り切っちゃダメだったやつやん.......と。

 

ただね、そう思っちゃう私だからこそ、今回は逆に知らなくて良かったのかもしれないなぁ、と、今は思うことにしています。一枚しかないと知っていたら、きっと私は遠慮してしまっただろうから。

買いたくて買えなかった人はきっと他にもいて、初回の時に買おうとしたけど操作ミスで~.......とか、仕事が抜けられなくて~、、とか、様々なパターンで待ち望んでた人たちが脳裏をよぎって足踏みしてしまった気がするのです。

 

私だって去年からずっと楽しみに待っていたわけですし、、絶対買うと決めていて、もう着回しのイメージ固めてたりもして、だから既に売り切れていると知った時の落胆は絶句以外の何物でもなかったし、、再販のお知らせ見た時は、文字通りケツ浮いたわけですし、当然何が何でも買いたい!!という気持ちに迷いは無かったのですよ。

それでも、初回販売の時に、私はその輪の中にはいなかったわけで、脇から湧いて出た感もハンパないな.......と、あれこれ悩んで躊躇して、数分の様子見の末に機を逃したに違いないのです。

 

だから、素直に結論を出すなら、知らずに突っ込んでほんとに良かった。

 

空気読むなら、、きっとオレじゃなかった。

でもごめん、譲れんかったし、譲る気もなかったんだと思う。

 

というお話。

 

欲しかったってのは大前提にあったんですけど、それ以上に、水無瀬さんのファンでありたかったんだと思います。

 

今までもずっと、細く長くとは言っていたけれど、その線が断ち切れてしまうような感覚があって、それを埋めたくて必死だったんだと思います。

 

タイムラグを懸念して、直前からページ更新を繰り返すガチ待機は、たぶん軽く引かれるレベルだったと思うのだけど、、痛かろうが見苦しかろうが、、ガチる時は全力ってのが私ですから。

 

でも、今度からはちゃんと周り見よう。。

でしゃばり過ぎず譲るとこは譲る.......そういうオタクでありたいですから。

 

これ、別に卑屈な訳じゃなく、ただの本心です。

 

そんなこんなで、奇跡的に購入することが出来た背景ロンTが私のお手元に届きましてん。(歓喜!!)

感想は、通販サイトなんかで服を買った時に味わう残念感の逆を見事につかれました~という感じ。

 

初代水無瀬Tもバースデーの時のロンTも、写真でデザインを気に入り、実物を手にした時、写真よりさらにいいと感動し、袖を通してみて、実用性の高さに驚く。といった流れがあったので、実物でさらにテンション上がるのは想定してたんですが、今回はまた一際、実物良き!!でした。

デザインが、、ディテールが、細かい。

特に色使いが憎い。

 

コレは、実際にお手に取ってみなければ、解らない良さが詰まってる。ほんと脱帽です。

 

やっぱ、水無瀬さんの物作り、凄まじく好い。

 

嬉しさと悔しさが相まって、私の内側が回転数上げたのが解りました。

今の私は不用意に走り出せないところまで追い込まれているのですが、それならば、せめてここで点火してやろうと、そう思いましてん。

 

そんなわけで、絵の方を少し加速させます。

以前よりも、割り増しで絵心を使って。。


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まだまだなのは解ってますが、力技で今までの絵と一線を引きにかかってみました。

上手い下手とは別に、存在感が割り増しになっているのが伝わりますでしょうか。

これは、普段私の用いない描き方とデザインの攻め気のコンボです。

良くも悪くもひとつの転換。

 

因みにこの絵、また和~なのではなく、結果として和に行き着いた絵であります。

先日の話の続きになりますが、私が水無瀬さんを描く時の自分ルールに、必要以上の色気を描きこまないというのがありまして。

まぁ、水無瀬さんの色んな空気感を拾っていけば、大人っぽさや色っぽさも当然あるわけなんですが、そういう空気感は必要以上に拾わないことにしているのです。

私が単純にお絵描きするだけの立場なら、たぶん気にせず拾うし、魅力の一つと捕らえて、もっと色んな絵を描くんだと思うのですが、、ファンでありオッサンなので。この場所で許容する表現の幅はある程度決まっておるのです。

 

今回は、線画の時点でわりと艶っぽくなりそうな気配がしたので、和テイストに逃げました。

艶を艷にってとこです。

じゃっかん色っぽさも残っている気はしますが.......、浴衣っぽい服と重めの背景で、落ち着いた感じにまとまったのではないでしょうか?

 

逆に背景のせいで、サムネサイズだと重苦しい絵にも見えるかもしれないんですが、その辺りは光の使い方(今回はその辺も細かい細工をしました)でカバーしているので、よく見ていただければ、別に暗い雰囲気の絵を描きたかったわけじゃないことは伝わるんじゃないかと思います。

ただし、よく見て頂いちゃうと、私の絵の粗さもよく解っちゃう.......というジレンマ。。

 

私にしては丁寧な絵ですが、まだまだ細かい所は仕上げに難あり.......なんですよね。

 

絵は、本当に色んなものを浮き彫りにする。加速したことで、またいくつか疑問が生まれ、課題に変わる。

こんな見えるか見えないかのギリギリの距離にまで突き刺さる、水無瀬さんの魅力と刺激。まともに歩けない足が、また疼きやがります。

 

だから、目を離しちゃいけないんですよ、絶対。

 

あれもこれも元通りなんて都合のいい結末は有り得ないから、私はこれから歩む方向を間違えちゃいけない。

でも、今見えてるルートは、ただ足止め食らって遅れを取っただけの道、、それじゃつまらないよね?そんな思いが目まぐるしくて、笑いと吐き気が止まりませぬ。