♥水無瀬ゆき♥さん描きたいマン(修行中)

ド素人による、水無瀬ゆきさんファンアート修行の軌跡 

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(但し、水無瀬ゆきさんご本人及びユキトモさんは、その限りではありません!)

STAND×BY

おそらく、まだしばらくは顔を出せない現状で、、復活!!なんて口が裂けても言えない私。

 

免疫の力不足で回復がおっついてないのか、栄誉バランスの問題か、、ずっと口の端に亀裂が入ってて、瘡蓋になっては剥がれてを繰り返してなかなか治らないのだけれど.......つまり、実際にちょこっと口は裂けているのだけれど、、(物理的に)

 

裂けたところで、やっぱり言えない。

むしろ、余計言い難い。.......わけだけど。

 

そんな状況でも、おかえりなんて言ってくれるオタク仲間がいることは本当にありがたかったし、身をを案じてくれてた人がいたってこと自体、涙ぐんじゃうレベルの話でありまして。。

 

水無瀬さんも、水無瀬さんのファンも、ほんっとにあったけぇな、と改めて。

あったかすぎて眩しいな、と噛み締めて。

ありがたすぎて泣きそうだけど、だからこそ申し訳なさも一入でして。

というよりむしろ、情けなさや申し訳なさがアクセル全開だったりするのです。

 

自由に生きすぎた結果、親族すらも「頼りが無いのは無事の知らせ」のスタンスだったから、直接的に身を案じられる経験って、そういえばあまり記憶にないのです。

無論、心配はされてるんでしょうし、そのことで「オレなんか」なんて思ったことは無いけれど。

 

実際に目に見える形で心配や安堵を伝えられると、こうも申し訳なさとありがたさではち切れそうになるもんなんだってのは、、知ってるつもりで知らなかったなぁ.......。

 

今は申し訳なさが勝っているけれど、根幹はありがたさなんだって自覚もあるのです。

そして、そういうのって、言葉で表すのはとても難しいし、いつか形で返さなきゃと思うし、全てはまた現場に顔出せてからの話だ....とも思うのだけれど、気持ちくらいは、前傾姿勢に立て直したいお年頃。

 

だから、現状でのお絵描きはどーなん?と、ちょっと悩むところもあったのですが、それでもこのブログは再開すべき。ってのが、結論だったわけです。

 

とは言え、ぽっかり空いた穴の部分を言葉で埋めるのは困難だし、あまり価値のないものだよなと、そうも思うのです。

 

なれば、、、だから、、の、

Theお絵描きブログ。

 

ちゃんと復活する日を目指して、またコツコツと描いてまいりませう。

 

正直、お絵描きは側面ですし、そこにアイデンティティを見出していたわけではないんですが、ひとつの指針ではあったと思うんです。

 

ひとつの好きの形として、そこにあったと思うんです。

 

だから、途切れたとて紡ぎ直したい。と、そういうわけであります。

 

 

はてさて、そんなお絵描きブログ。

今回のテーマは、背景による感情の足し引き。



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まずは、どシンプルにおとなしく。

 

絵のイメージは、STANDBY.......「そばに.......」

って感じです。

 

不器用な恋愛感があって、わりとキュンとするテイストの絵になりますた.......が、実はこの表現、私的にはNGなのです。

 

別にフィクションだからえーやん......と思う範囲ではあるのですが、拾った空気感からはみ出し過ぎると、ただの妄想になっちゃいますからね。。

 

私は基本的にここでは「色恋」を描きません。

例えば、少女漫画チックに恋に恋する水無瀬さんや、媚びた感じの水無瀬さんなんかを描きません。

過度に色っぽい水無瀬さんとかも、描かないつもりでやってます。

私自身が少女漫画育ちなので、わりと恋愛系の表情とかはストックあるんですけどね。。そういうのを使いません。

 

わりと初期から決めているルールです。

 

じゃあ逆に、スエット姿の水無瀬さんを描くのは良いのか?と問われると、、「うっ.......」ってなりますけど、そういうのとはまたちょっと線引きが違うのですよ。

 

例え絵の幅が狭くなっても、ある程度の自分ルールがあるのです。

 

まぁ、かっこよさや可愛さと隣り合わせる空気感ですし、絵にストーリー性を持たせること自体は良しとしているので、判断基準がとても曖昧ですが、そういうさじ加減は気をつけたいな、、と思っているのです。


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と、いうわけで、、下絵は変えずに空気感をいじって参ります。

フィルタをかけながら、いくつか素材を噛ませていきます。

色味があまり変わってないため、まだ大きな変化はありませんが、ちょっと温度が下がりました。

 


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背景に色味を足すと、少し力強さみたいなものが出てきます。

 

乱雑な斜線は実は最初から薄ーく入っていたのですが、一個前までは清涼な感じで威圧感はなかったかと思います。

背景側に圧が生まれたことで、描かれていない水無瀬さんの足に力が篭った感じがするのが伝わるでしょうか。

 

方向性はこのままで、もうひとひねり。

 


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表情は変えてないんですが、だいぶ印象変わりますよね。

「STANDBY」→「臨戦態勢」って感じがしてきますた。

 

わりと比喩的な背景ですが、いつでも動き出せるように身構えているような空気が足されました。

 

とは言いましても、、、

 

変化はまぁ面白いんですが、今私が描きたい絵はこうじゃありません。(じゃ、なぜ描いた)

 

この混沌感は正に今の私らしいですが、だからこそ、求めるスタンバイはこうじゃないのです。

 

てなわけで、いったん戻って、方向転換をば。

 

スタンバった絵を、ガラッと塗り替えて、仕上げて参ります。


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背景を重ねて、下塗りをした後、一度上からフィルタをかけています。絵を塗ってからフィルタリングをしたので、立体感と奥行が出て参りました。

 

これはこれで、絵として成立している気もします.......が、もうひと手間。

(この状態で赤味を挿したりする絵の表現もわりと好きです)

 


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全体に色味を足して、ベタ塗りじゃなくなった分必要になってくる線を描き足して、最後に目を描いて(ダルマか)完成です。

目を描き込むことで消えてしまう空気感もありますが、

今回はこういう仕上げで参ります。

 

タイトルをつけるなら、勿論「STAND×BY」。

 

「そばに.......」の主観が、絵を見る側に入れ替わって、初手より距離感が生まれていれば成功です。

何か終わりと始まりの狭間のような、変化を予感させる空気感が出ていれば正解。

憧れの存在を描く時は、こういう描き方しないとですよね。(いや、だからスエッ...ry)

 

つまりこれは、私の.......ごくごく個人的な感情を絵にした結果、というわけです。

 

そして、もうひとつ補足しておきたいのですが、今回のブログは、いわゆる「手順」を記したものではございません。

 

一枚目の絵も、あれはあれで完成なのです。

ただ、そういう絵を描きたいわけじゃないんだ~っ‼ということで、一枚目の完成した絵から、最後の絵に化けるまでの試行錯誤を記してみただけなのです。

 

雰囲気は大きく変わるけれど、一枚目の空気感がゼロになるわけじゃないのです。

これ、大事なポイントです。

 

なんだかんだ、今の私は焦燥やら後悔やら迷いやらでモヤモヤしちゃってます。そういう部分を、なぞりながら丁寧に消して上書きする。そんな道程にも意味があったりするのです。

 

私の場合、技術で描いてるわけじゃない分、心理状態が絵に透けて出易いですから。

 

今は、なるべく前を、その上で遠くを見たいのですよ。

 

それだけのお話。。

否。

それだけのお絵描きにございます。

 

這い上がるより跳ねやがりたいのですよ、私は。

 

病は気からというのなら、回復だってまた然りやろ、と。

 

 

さてさて、

今回は、背景ばっか弄るお絵描きになっちゃったので、次はがっつり水無瀬さんを描きたいなぁ、と思うオッサンなのでした。まる。