じわじわと忙しくなってくる時期に、睡眠不足の身体でひいこら言ってたら、更新がけっこう開いちゃっていました。あかんあかん。
今回は、いつぞやのスクラッチアート(風)とは、真逆の発想です。
輪郭や線画は一切描かないところから、上塗り上塗りで描いていきました。
どちらかというと、油絵(風)の描き方なのかな…というかそのつもりで描いてたんですが、、なにぶん私、油絵描いたことないものでして、、w
ただ、油絵を見たことはある!! (←きっとみんなある)
だからたぶん、見方は「油絵に近い」で、良いと思います。
ちょっと離れて、、もしくは、縮小して見ると(←は❓)、けっこうバランス取れてる絵だったりするんじゃないかなぁ~(願望)とか、思うのです。
ためしに、縮小してみました。
もう一段階。
……。
そーでもない❓…な。
謝っておきます。
すみません、盛大に嘘つきました。
ただ、感覚的に切手アートみたいな作用を期待して、塗り足していったので、引き絵になるほど、透明感が増して見える!! 予定でした。
まぁ、単純に解像度も落としちゃってるから、「縮小」出来てないせいもあるかもしれないけれど…
思った程の効果が出てなくて、ションボラしている私です。
あくまで、やってみたかっただけなんですが、勿論ちゃんと理由もありまして…。
個人的に「ベタ塗り」で透明感を表現するのには限界がある。と、思っていて、故に暈しやグラデーションを多用しているところもあるのですが、それはそれで一辺倒だし、何より透明感を求めるが故に存在感が薄れてしまう……というジレンマがあったのです。
そんなとき、頭をよぎったのがルノアールだったわけです。
そうそう、睡眠不足だしコーヒー飲まなきゃやってらんないよね!
違います。
いや、待ち合わせだったら駅前のスタバで良くね❓
だから違います。
まぁ説明は省きます。
…が、要するに、かなり手の届かないレベルの相手から、空気感だけ盗み取れないかという大それた試みだったわけです。(←マジで言ってる)
もちろん、描き方真似るとか、絵画の色層分析とか、、そんな小難しいことは考えても行ってもいないんですが、、「色いっぱい使っても、透明感や柔らかさって描けるんだった」と、想起した。。ので、やってみた!! のでした。
思った程のことは出来なかった(あたりまえ)けど、かなり新しいこともやってみてるし、絵としては、まぁ好き(←けっこういつも気に入ってはいるヤツ)。
スクラッチよりは、今回の方が発見が多かったかもしれません。
自覚的脱線は、いかにスポンジーになれるかが肝だと思うのです。
脱線は結果より収穫を~、です。
ところで私、ちょっとは前進してるんでしょうか。。❓
「上手く」なる必要はないにせよ、水無瀬さんの魅力を私なりに表現出来るようになりたい!! ってのが、主題なわけでして。
あれこれやってみて、横歩きで定位置に戻ってくる、、じゃ、意味ないんですよね~…。
おそらく、漫画の見開きや書き下ろしのカラー絵みたいなテイストに落ち着いていくんだろうな~、と、ぼんやり感じてはいるんですが、、一直線に突っ走る気はもうとう無いのです。
とは言え、3周回って戻ってきて「前の方が良かったね」ってなるのも、なるべくなら避けたい!から、その辺のバランス意識が中々に悩ましいものなのです。
脇道をあわよくば抜け道にして、核心に触れる感触を掠めとりたい。そんな昼下がり~。